カテゴリー:予想・考察・回顧

キャンディバローズの血統や将来性は?ファンタジーS1着馬を徹底分析

(C)masakin0712

11月7日に京都競馬場で行われたファンタジーステークス(GII/芝1400m)でディープインパクト産駒のキャンディバローズ(牡2)が重賞初制覇を達成した。

まずまずのスタートから好位につけることに成功すると、直線ではしっかりと末脚を伸ばして1着でフィニッシュ。同じディープインパクト産駒のメジェルダ、ブランボヌールらをおさえて優勝した。

キャンディバローズの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

血統評価は?

キャンディバローズは父ディープインパクト、母アフレタータ、その父タイキシャトルという血統。

ディープインパクト産駒は1400mを苦手としているが、ここでは馬券圏内を独占している。京都が得意なディープインパクト産駒に向いた展開、馬場だったということだろう。

また、同馬は種牡馬として、母系の良さを引き出すという特徴を持っている。母父のタイキシャトルは1200〜1600mで芝、ダート問わずに無類の強さを発揮した。このレースと同じ京都芝外回り1400mで行われるスワンステークスでも勝っている。

母のアフレタータはキャリア4勝のうち、2勝を3歳の2月までに挙げた。ある程度、早熟な馬だったということだ。

繁殖牝馬としては優秀な成績を残している。ファインチョイスは当レースで3着の実績があり、函館2歳ステークスで勝っている。アットウィルにしても2歳時にOPのクローバー賞を制覇。こちらも準OP馬と、そこそこしっかりと走っている。

要するにキャンディバローズは「京都が得意な父×ポテンシャルが高くて2歳戦に強い母系」という配合馬なのだ。ここでの勝利も納得といったところである。

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ボールライトニングの血統や将来性は?京王杯2歳S1着馬を徹底分析

(C)Ko-mei

11月7日に東京競馬場で行われた京王杯2歳ステークス(GII/芝1400m)でダイワメジャー産駒のボールライトニング(牡2)が重賞初制覇を達成した。

不利と言われる大外枠から出走したものの、スタートから好位をキープ。直線ではバテることなくしっかりと伸びてゴール。アドマイヤラモールとシャドウアプローチを退けた。

ボールライトニングの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

血統評価は?

ボールライトニングは父ダイワメジャー、母デフィニット、その父デヒアという血統。

ダイワメジャー産駒の2歳重賞制覇は13年のマーブルカテドラル(アルテミスステークス)以来となった。同産駒は1400m〜マイルを得意としていて、1400mではこれで4勝目。

母父のデヒアはエクリプス賞最優秀2歳牡馬を受賞した2歳GI馬。母のデフィニットは小倉2歳ステークスの覇者デグラーティアを輩出している。近親には昨年の当レースで好走したニシノラッシュの名前も。

父が1400m巧者、母系が早熟血統ということで、重賞制覇の背景には血統が大きく関係していたと判断していいだろう。

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ゴールドアクターはアルゼンチン共和国杯を制して父の同じ道を歩めるのか?

(C)sleep

2015年11月8日に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(GII/芝2500m)で人気に支持されることが濃厚なのがゴールドアクター(牡4)だ。

3歳クラシックでは菊花賞で3着に食い込み、世代屈指の力があることを証明した。その後、約10カ月間、休養することとなったが、休み明け初戦を快勝すると、2走目の準オープン、オクトーバーステークスも快勝。満を持してアルゼンチン共和国杯へ臨んでくる。

果たしてゴールドアクターは父スクリーンヒーローと同じ道を歩むことができるのだろうか?

出世レースのアルゼンチン共和国杯

アルゼンチン共和国杯といえばジャパンカップや有馬記念で飛躍を目指す馬たちが集まるレースとして知られている。特に近年は“出世レース”というイメージが定着した。

昨年の勝ち馬フェイムゲームは今年の天皇賞春で2着に食い込み、2着のクリールカイザーはアメリカジョッキークラブカップでゴールドシップらを一蹴。

2年前の2着馬アドマイヤラクティはオーストラリアでGI馬となり、11年の勝ち馬トレイルブレイザーはジャパンカップやブリーダーズカップターフで4着になるなど、GIでも善戦した。

アルゼンチン共和国杯で好走した馬の多くが、後にGIで活躍しているのだ。

そして、他の何よりも“出世レース”というイメージを印象づけた馬こそ、ゴールドアクターの父であるスクリーンヒーローだろう。

当時、スクリーンヒーローは準オープン馬に過ぎなかった。前走のオクトーバーSでは2着。準OPですら勝ち切れない馬だった。

しかし、アルゼンチン共和国杯では後の天皇賞馬ジャガーメイルに競り勝って重賞初制覇を成し遂げると、続くジャパンカップではウオッカ、ディープスカイ、メイショウサムソンという3世代のダービー馬を蹴落として一気にGI馬への階段を登った。まさに銀幕に映される映画のようなシナリオで、出世街道を歩んだのだ。

関係者はゴールドアクターにも同じ道を歩むよう、期待を寄せているはずだ。

【次のページヘ】ゴールドアクターの好走の可能性は?

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【アルゼンチン共和国杯2015】傾向と対策!予想の参考になるデータを公開

(C)sleep

今週は東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(GII/芝2500m)が開催される。

今年はゴールドアクターやサトノノブレス、レコンダイトといったメンバーが出走を予定している。

では、どんな点がポイントとなるのだろうか? データを用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。(※同場開催のみが対象)

人気

1番人気(2- 1- 1- 6/ 10)
2番人気(3- 3- 1- 3/ 10)
3番人気(3- 1- 2- 4/ 10)
4番人気(0- 3- 0- 7/ 10)
5番人気(0- 0- 0- 10/ 10)
6~10人(1- 1- 6- 42/ 50)
11~人気(1- 1- 0- 69/ 71)

極端に人気薄は微妙。連対は人気サイドが入り、3着に人気薄が突っ込んでくるイメージ。

年齢

3歳(0- 0- 1- 4/ 5)
4歳(6- 4- 4- 28/ 42)
5歳(2- 4- 3- 36/ 45)
6歳(2- 2- 1- 37/ 42)
7歳以上(0- 0- 1- 36/ 37)

4歳馬の成績が◎。反対に3歳馬、7歳以上は微妙。

【次のページヘ】枠順や脚質の好走傾向は?

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ブラックスピネルの血統や将来性は?グランプリホースやダービー馬との共通点


10月31日に京都競馬場で行われた萩ステークス(OP/芝外回り1800m)でタニノギムレット産駒のブラックスピネル(牡2)が人気のスマートオーディンらをおさえて優勝した。

5頭立てで行われたレースだったが、極端にペースが緩むことはなく、淡々と流れた。道中、2番手につけたブラックスピネルは直線で前を行くノーブルマーズを捉えると、スマートオーディンらを抜かせることなくフィニッシュ。OP勝ちを果たした。

ブラックスピネルの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

血統評価は?

ブラックスピネルは父タニノギムレット、母モルガナイト、その父アグネスデジタルという血統。

モルガナイトは中央で4勝を挙げ、半弟のラブラドライトは今も現役で活躍している(こちらも4勝馬)。さらに母系をたどるとクリソライトやアロンダイト、リアファルといった活躍馬の名前もある。母系の血統レベルはまずまず高いわけだ。

父のタニノギムレットはウオッカという大物を輩出したものの、牡馬の産駒はGI未勝利と、苦しい立場に立たされている。最近ではハギノハイブリッドやメドウラークといった楽しみな馬たちが出てきているが、GI云々というレベルには達していない。

そんな中で現れたブラックスピネルには大きな期待がかかるところだ。

というのも、今までのキャリア3戦でなかなかのパフォーマンスを示し、その将来が期待されるからだ。

【次のページヘ】キャリアが示す歴代GI馬との共通点とは?

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