カテゴリー:地方競馬ニュース

サッポロが麦とホップ『ばんえい十勝缶』を限定発売!北海道の馬文化を応援


サッポロビールは『麦とホップ The gold』の限定缶『ばんえい十勝缶』を2015年9月4日に北海道地区限定で発売すると発表した。

サッポロは『ばんえい十勝缶』をばんえい競馬が帯広市単独開催となった2005年から毎年発売してきた。今年で11年目を迎える。

デザインはばんえい競馬の最高峰レースである「ばんえい記念」で今年優勝したキタノタイショウがモチーフとなっている。「北海道の馬文化」として北海道遺産に選定されている「ばんえい競馬」の認知向上と帯広市をはじめとする十勝エリアの活性化に貢献していくとのこと。

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兵庫の宝オオエライジンが去って一年…帝王賞の全馬完走と“想いの継承”を願う


あれから一年…。

帝王賞が6月24日に行われます。昨年は兵庫の宝・オオエライジンの最期となったレースです。直線、外に寄れていく姿を見て以降、頭の中が真っ白になりました。そして、オオエライジンは育った兵庫に戻る事なく6歳という若さで競走馬として幕を下ろしました。後日、園田競馬場内だけでなく大井競馬場にも設置された献花台には溢れんばかりの花束や写真、想いが綴られた手紙など多くのファンから愛されていたんだという事が伝わる風景でした。

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夢、希望を抱かせてくれ、敗戦の悔しさ、壁の高さという厳しさを叩きつけられても挑み続けるオオエライジンに自然と惹きつけられ、いつの間にか「兵庫のオオエライジン」が全国でも応援される存在となったと思います。ここで少しではありますが、オオエライジンの戦績を振り返って行こうと思います。

父キングヘイロー、母フシミアイドルという血統で2008年5月に伏木田牧場で生まれたオオエライジンは2010年8月に兵庫・橋本忠厩舎からデビュー。もともと脚元が弱かった事もあり順調に使えない(2歳時、3歳時に一度ずつ除外と取り消しとなっている)時期もありましたが、2歳時には兵庫若駒賞と園田ジュニアカップを制覇。3歳時は菊水賞や兵庫チャンピオンシップには使えなかったものの兵庫ダービーを制した後は大井・黒潮盃や笠松・岐阜金賞を勝つなど兵庫競馬だけでなく各地で活躍。

そして、地元の誰もが「この馬なら中央馬にも!」を胸にデビュー10連勝で挑んだ兵庫ゴールドTで初めての敗戦。ここからオオエライジンにとっては中央馬というのは「越えなければいけない壁」という存在となりました。

翌年の2012年は兵庫大賞典こそ快勝するも、中央馬相手には中距離だけでなく1200m戦に挑むなど試行錯誤。そんな中、園田金盃でニシノイーグルの猛追に敗れ初めて地元馬相手に敗戦。そして年末の兵庫ゴールドTも3着と敗れた彼に待っていたのが突然の南関東への電撃移籍でした。

しかし、2013年早々南関東に移籍した彼は鼻出血が原因で南関東では出走することなく再び兵庫競馬に戻ってくる事となりましたが、デビューから所属した橋本忠厩舎ではなく寺嶋厩舎へと変わり主戦も木村健騎手から下原理騎手へと乗り替るなどオオエライジンの周辺は慌ただしく変化。そして、迎えた10月の復帰初戦は不良馬場ではあったものの勝利。

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この時に「帰って来た兵庫の宝物!」と実況でこの言葉が快勝したオオエライジンに向けて送られました。ファンも関係者も誰もがオオエライジンの復帰を待っており、その気持ちがあの実況に代弁されたようでした。その後、昨年敗れた園田金盃を勝利しオオエライジンは2013年シーズンを終えました。

年明け早々、川崎・報知オールスターカップへ遠征するものの突然のトラブルで鞍上の下原理騎手が現地に間に合わず急遽張田京騎手へと乗り替り。レースはアウトジェネラルとの叩きあいをハナ差制して南関東では2度目の重賞制覇を果たしました。その後、交流重賞を2戦走るも掲示板を確保するものの勝てなかったものの兵庫大賞典ではエーシンクリアーやハルイチバンという若い世代の馬に完勝し、春の目標を帝王賞と定めました。

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結果的にはこの兵庫大賞典が最後の勝利となり、そして起きたアクシデント…。

通算成績26戦16勝、重賞10勝。中央相手の交流重賞では9回挑むも、3着2回という成績が最高。しかし、掲示板は5回確保と立派な成績を残しました。

明日は、その帝王賞。空の上から全馬無事に走りきれるように見守ってほしいものです。

兵庫競馬には、何とかこのオオエライジンの功績を残してほしいものです。実際、笠松競馬では協賛レースながらもファンの方々による「オオエライジンメモリアル」という冠レースが実施されたほど。兵庫競馬でもオオエライジンの功績を讃えるものを作ってもらいたいものです。それには、いくつもの壁はあるのかもしれませんが実現してもらいたいものです。

個人が出来る事を主催者側が出来ない訳ではないと思います。そして、それがファンの想いでもあることを知っててもらいたいものですね。1周忌となる今月25日にはファンの方が主催の企画も行われる訳ですから何とかこのような想いに応えて頂きたいと思います。

そして、オオエライジン亡き後、兵庫デビュー馬から同じく全国で活躍している、またはこれから狙う馬が現れています。それがGDJ3歳シリーズを制したトーコヴィーナス、彼と同じく兵庫ダービー馬となり全国での活躍を狙うインディウム。この2頭にはオオエライジンの背中を追いかけいつかその背中を追い越す存在にまでなってほしいものです。

また、オオエライジンの半妹であるエンジェルツイートが今年初子を産んだという情報も以前にありました。オオエライジンが残したもの、手に出来なかったタイトルを次の世代の馬たちが実現してくれることを願うばかりです!


笠松の佐藤友則騎手が中央競馬に遠征した時は要注意!?タダで地方には帰らない男


「安藤勝己(アンカツ)さんや吉田稔さんが中央に乗りに来た時は黙って買った方がいい!」

昔はそういわれるぐらい中央競馬に遠征してきた時はとにかく馬券に絡んでいた印象の強い地方所属騎手は多くいました。他にも兵庫所属だった岩田騎手、小牧太騎手、南関東所属だった内田博騎手や戸崎圭騎手という騎手たちの移籍前の活躍も忘れてはいけません。

地方所属の騎手は所属先の競馬場の馬が中央競馬に遠征しに来ない限り中央競馬で騎乗することが出来ません(WSJSを除く)が地方馬が中央遠征すればその馬に騎乗する騎手は当日の遠征馬が出走するレース以外にも騎乗できます。最近では地方馬が中央競馬に遠征してくる機会が以前に比べれば減っているように感じ、その為、地方所属騎手が中央競馬で活躍するという姿は少なくなっているように思います。

しかし、密かに活躍している騎手が一人いるのを皆さんはご存知でしょうか?それが笠松所属の佐藤友則騎手です。

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笠松所属で現在通算961勝を挙げており笠松競馬において活躍している騎手の一人です。2015年度は6月20日現在中央競馬においての成績は(2、1、1、15)。3月28日の阪神3Rにサンフレイムで勝利、4月25日の京都4Rにレーヌドブリエで勝利しています。6月20日までの中央競馬での複勝圏内率は.211。そして本日阪神競馬で8鞍騎乗しました。結果を先に書けば3Rでオウケンワールド(8番人気)に騎乗するとハナに立って3着に粘りましたが、他では馬券圏内に来れず本日は(0、0、1、7)という成績でした。

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6月21日の騎乗を終え中央競馬での複勝圏内率は.185となりました。

成績でいえば特出しているものとは言えませんが、しかし今年になって佐藤友騎手が笠松所属の馬と共に遠征した7回の中央競馬においての成績を見て観るとなぜ私が注目しているかが解ると思います。その遠征時の成績を下にまとめてみました。

2月1日 遠征馬にのみ騎乗
2月7日 遠征馬にのみ騎乗
3月8日 3鞍騎乗し10番人気馬で3着
3月28日 3鞍騎乗し3番人気馬で勝利
4月25日 4鞍騎乗し2番人気馬で勝利
5月16日 7鞍騎乗し5番人気馬で2着
6月21日 8鞍騎乗し8番人気馬で3着

もう見てもらってお解りの通り、佐藤友騎手は3月以降、遠征に来ると必ず中央競馬で一度は当日のレースで馬券圏内に来ています。しかも人気薄が多いというのが特徴的。当初は騎乗数が少ない中で結果を出した事はもちろん凄いことだと思います。

更に言えば馬券には絡まなくても人気以上の成績も残していたので、そういう点でも中央の調教師の信頼も得たように感じます。事実、ここ最近の遠征時には他のレースでの騎乗数も増えています。笠松競馬での活躍はもちろん中央競馬に遠征してきた時の活躍も楽しみにしたいと思います。

ちなみに、この佐藤友騎手は中央での初勝利を2008年阪神競馬で挙げているんですが、その時騎乗したクイックリープは16頭中16番人気でした。しかも複勝が9,990円という高配当を叩き出しています。近年では岡部誠騎手や尾島徹騎手も乗りに来れば成績を残して帰る事も多いですが、最近は笠松・佐藤友騎手が多く乗りに来ている印象があります。今後、もし出馬表に彼の名前があった時は注目してみても面白いと思います。馬券検討の一つになるのではないでしょうか??


古豪が強い金沢競馬!ケージーキンカメが出走も…。世代交代が出来そうな馬は現れるのか?


先日の百万石賞でのジャングルスマイルとナムラダイキチのライバル対決は非常に盛り上がりました。あの2頭の対決はいつも白熱します。しかし、金沢競馬の若い馬の中からこの2頭を王者の座から引きずり下ろす事が出来る馬の存在が少ないという事が気になります。ジャングルスマイルは9歳、ナムラダイキチは7歳。ファンとしては長年地元で活躍してくれている古豪の活躍ぶりには奮い立つものがあると同時に抱く不安もあると思います。それが、この2頭に次ぐ後継馬の存在といえるでしょう。

そんな中、世代交代を期待できる存在が昨年の年代表馬でありジャングルスマイルを北國王冠、中日杯で破ったケージーキンカメ。昨年は名古屋へ遠征し東海ダービーまで制した程の馬でもあります。そのケージーキンカメが本年度中に1度も出走することがなかった為に出走権利がなく百万石賞での3強対決が実現しなかったのは残念でした。未だにジャングルスマイル、ナムラダイキチ、ケージーキンカメの3強直接対決が実現していないので早く見てみたいものではありますが。

そのケージーキンカメは百万石賞の一つ前のレース(古九谷修古祭特別A-2)に出走。昨年12月以来の出走でありましたが力のあるところを見せつけてほしいところではありました。

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レースはシンカンイチコがハナに立つとケージーキンカメは2番手追走。向正面からケージーキンカメはハイタッチと共に動き出しシンカンイチコに並びかけるもシンカンイチコがここから再びリードを広げると直線でも差が縮まる事なく最後は3馬身差をつけて逃げ切りました。ケージーキンカメは2番手追走から直線伸びず後続にかわされ5着という結果となりました(レース後、青柳騎手が下馬したとの事なので何かアクシデントがあったと思います)。アクシデントがどれほどなものかは解りませんが大事に至らないで欲しいものです。

それにしても、ここでケージーキンカメが離脱するとなれば世代交代はまだ先のように感じます。個人的には3歳、4歳世代から世代交代が出来そうな馬の出現を期待したいものでもありますが…。

このレースには今年の北日本新聞杯を制したエムティサラも出走。

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3歳牝馬で初の古馬との対決となったエムティサラは直線追い込み勝ち馬とは離れたものの接戦で4着。A-2クラスの古馬相手に考えれば内容的には今後も楽しみな走りだったといえます。

また、金沢競馬では現在の3歳馬で注目したい一頭もいます。現在デビューから3連勝中のライブザドリーム。父・シニスターミニスター、母・トレトレジョリ、母の父・オジジアンという血統。デビュー戦は1.8秒、2戦目3.8秒、3戦目2.5秒と後続につけて圧勝続き。未だ古馬との対決はないので未知数。そして、1500m戦以外は未経験で1500m戦の最も早いタイムが1.36.3。馬場状態やペースなどにもよりますが、タイム的にも悪くなく走りもまだ真面目に走っておらず伸びしろもあり大物になれる可能性がある馬といえます!!

地元デビュー馬でもあるので、この馬がこのまま順調に成長してもらいたいものです。この3歳馬2頭が夏のMRO金賞、秋のサラブレッド大賞典でも地元代表馬として成績を残したらその先が非常に楽しみな存在になると思います。

近年の金沢競馬はジャングルスマイルが現れナムラダイキチが移籍、そしてナムラダイキチが休養している間にサミットストーン(南関東へ移籍後、昨年NAR年度代表馬を獲得)が移籍してきて活躍し、ケージーキンカメの台頭と地元のファンの方々なら他地区でも活躍を期待できる存在が現れ続けていて良い流れになっていると思います。その流れを途切れさせない為にも若い世代から新たな馬の登場を期待したいところです!3強+脇役勢に加え若い馬の台頭となればますます盛り上がりそうですからね。


日本ダービーだけがダービーじゃない!地方競馬でもダービーウィークが始まります


いよいよ明日に迫って来ました日本ダービー!!でも、『ダービー』というのは日本ダービーだけではありません。地方競馬でもダービーウィークが日本ダービー当日の5月31日から始まります。

5月31日に佐賀競馬での九州ダービー栄城賞からスタートし、6月1日岩手ダービーダイヤモンドカップ、6月2日北海優駿(ダービー)、6月3日東京ダービー、6月4日兵庫ダービー、6月5日東海ダービーと各地の競馬場で続けてダービーが開催されます(※ダービーウィークの中には入っていませんが高知では6月28日に高知優駿も行われます)。ここでは、予想ではなく興味を持ってもらえるように各ダービーの注目点を書いていこうと思います。これを読んで少しでも地方競馬のダービーウィークにも注目してもらいたいものです。

日本ダービーと同日に行われるのが九州ダービー栄城賞(佐賀・2000m)。佐賀の3冠路線の第1戦・飛燕賞を勝ったダイリンザンが不在。古馬相手に勝っているイッセイイチダイ、キングプライドが中心となり、そこに中央から移籍後3連勝中のマイネルジャストが挑むという形ですが上位混戦。高知からの遠征馬二頭(リワードへヴン、フォアグリーム)がどこまで食い込めるか?昨年はオールラウンドが勝ったように高知からの遠征馬も侮れない存在です。

岩手ダービーダイヤモンドカップ(盛岡・2000m)は、とにかくロールボヌールの走りに注目。2歳時から岩手競馬では抜けた存在で前走は半年ぶり+59キロという斤量ながら圧勝。しかもタイムは楽な手応えで、前週に行われた古馬重賞・シアンモア記念と同タイム。その強さの為、ライバル視されていたスペクトルも回避しレースは7頭立てに。ロールボヌールは将来的にも楽しみな一頭で同世代では力も抜けていますが、他陣営の馬たちの挑み方に注目したいものです。

北海優駿(門別・2000m)は1冠目の北斗盃を制したオヤコダカが中心。前走で重賞勝ちもある古馬を相手に楽勝し1強ムード。北斗盃で負けたもののトライアルを勝ったフジノサムライ、前走から道営に戻ってきたGDJ2歳シリーズ女王でもあり移籍初戦を2着ながら古馬には先着したジュエルクイーンあたりがオヤコダカ相手にどのようなレースを見せるのかという点は見物です。

東京ダービー(大井・2000m)は大井の的場文騎手が念願のダービー制覇を果たせるかが最大の注目点。中心はストゥディウムなど羽田盃上位馬ですが羽田盃組の中でも逆転の余地は十分にある状況。まだ出走は未定ですがララベル、ティーズアライズの牝馬2頭が参戦すれば更に混戦模様となりそう。羽田盃は敗れたものの東京ダービーTRを勝ったレーザーがどこまで食い込めるかにも注目。

兵庫ダービー(園田・1870m)は2歳時にトーコーヴィーナスを破り無敗で菊水賞を制したインディウムの独壇場と見られていたが兵庫チャンピオンシップで初黒星、更に5着となり初めて地元馬にも先着を許しました。これで菊水賞で敗れたコパノジョージ、オトコギあたりにも逆転の可能性も。トーコーヴィーナスは関東オークスの予定の為不在ですが、直接対決が再び行われるまでインディウムが2冠を達成し主役の座を守りきれるのか?

最後となる東海ダービー(名古屋・1900m)は前哨戦の駿蹄賞を圧勝したハナノパレードが中心と思われますが、ここ最近駿蹄賞の勝ち馬から東海ダービー馬が出ていないというジンクスも。今年はハナノパレード、ミトノレオ、ブラックスキャットと牝馬が中心となっているのも特徴的。ここに笠松・フェードロワやツリーハウス、兵庫から移籍してきたバズーカがどういう走りを見せるか?ハナノパレードはジンクスに勝てるのか?ここに注目です。

ザッと紹介程度にはなりましたが、6つの各地で行われるダービーの注目点を書き上げました。各地の競馬関係者も一度は勝ちたい特別なタイトル!それが『ダービー』。中央で行われている『日本ダービーだけがダービーではない』という事を知ってもらいたいものです。そして、日本ダービーに負けないぐらい白熱したレースになります。なので日本ダービーが終わっても各地で行われるダービーを是非注目してください。


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