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ポルトフォイユが屈腱炎!武豊騎手鞍上でデビュー戦を圧勝した素質馬が離脱

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6月28日の新馬戦を圧勝したポルトフォイユ(牡2)が右前脚屈腱炎を発症したことが分かった。管理するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。

ポルトフォイユはデビュー戦で武豊騎手を鞍上に5馬身差の圧勝劇を演じ、将来が注目されていた。父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その母クロフネという血統で、母母にエアグルーヴ、母母母にダイナカールがいる日本を代表する超良血一族でもある。一つ上の全兄ポルトドートウィユは重賞戦線で活躍し、日本ダービーに出走したほど。

また、武豊騎手とのコンビも注目を集めた要因の一つだった。同騎手はディープインパクトをはじめとして母、母父、母母とすべての馬が武豊騎手とコンビを組み、勝ち星を挙げている“武豊血統”だった。

なお、先日は兄のポルトドートウィユも屈腱炎を発症して戦線を離脱。相次ぐ悲報となってしまった。

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ポルトドートウィユが屈腱炎!鞍上武豊騎手ダービー出走の良血馬が離脱


今年のきさらぎ賞や京都新聞杯で2着となり日本ダービーに出走した良血馬、ポルトドートウィユ(牡3)が左前脚に屈腱炎を発症していることが分かった。同馬を管理するサンデーサラブレッドクラブが公式HPで発表している。

秋へ向けてノーザンファーム早来で乗り込まれていたものの、左前脚に熱感と腫れがあったことからエコー検査を実施した結果、屈腱炎と判明したとのこと。復帰には1年程度がかかる見込み。

ポルトドートウィユは父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その父クロフネという血統。母の母がエアグルーヴ、その母ダイナカールという日本を代表する良血馬として注目を集めた。

重賞勝ち鞍こそないが、きさらぎ賞でルージュバックと接線を演じ、京都新聞杯でも後にダービーで2着となるサトノラーゼンの2着となり、力があることを示した。きさらぎ賞から手綱を取った武豊騎手は父のディープインパクトをはじめとして、母、母父、母母の主戦を務めていたことで注目を集めていた。

なお、ポルトドートウィユの全弟ポルトフォイユは同じく鞍上武豊騎手で新馬戦を圧勝している。

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マンハッタンカフェが死亡!09年の種牡馬リーディング1位で産駒にレッドディザイアら


天皇賞春などGI3勝を挙げたマンハッタンカフェが、種牡馬として繋養されていた社台スタリオンステーションで13日に死亡したことが分かった。17歳だった。死因は腹腔内腫瘍。JRAが発表している。

マンハッタンカフェは父サンデーサイレンス、母サトルチェンジ、その父ローソサエティという血統。現役時代、菊花賞を勝ってGIウィナーの仲間入りを果たすと、次走の有馬記念では3歳馬ながら古馬を一蹴してみせた。翌年の天皇賞春も制してGIタイトルを3つとし、同年秋には凱旋門賞に挑戦。その後、種牡馬入りを果たしていた。

種牡馬としては天皇賞馬ヒルノダムール、秋華賞馬レッドディザイア、NHKマイルカップの覇者ジョーカプチーノらを輩出。2009年にはリーディングサイアーとなった。

社台スタリオンステーションの徳武英介氏は「サンデーサイレンスの子らしく精悍なインパクトのある馬で、競走成績もすばらしく、種牡馬としてもチャンピオンサイアーに輝くなど非常に優秀な馬だったので、これまでの功績に感謝しています。若くして亡くなったのは残念ですが、ご苦労さまでしたと伝えたいです」とコメントを発表している。

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クラージュシチーの無念を語る厩舎関係者「命の尊さや競馬の難しさを改めて感じた」

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8月2日に予後不良となったハービンジャー産駒のクラージュシチー(牡3)について、高橋義忠厩舎の関係者が心境を明かした。厩舎ブログに綴っている。

クラージュシチーは新潟8Rに出走したが、競走中止となった後に予後不良となった。疾病を発症したことで向こう正面で転倒し、右上腕骨々折を負っていた。

同厩舎スタッフの武田浩二さんは4日にブログを更新。「『予後不良』の文字を見て言葉が出なかった」といい、同馬への思いを明かした。


「僕は、クラージュを眺めるのが大好きだった。厩舎にいる間は、毎日馬房の前に立ち、じーっとクラージュを見つめていた。(中略)キラキラした琥珀色の馬体も、金色の鬣(たてがみ)も、鮮やかな流星や、真ん丸な優しい瞳も…本当に大好きだった」

クラージュシチーはメイショウサムソンやミトラといった重賞ウィナーを近親に持ち、クラシック路線を歩むことを期待されていた。しかし、2月の500万下で2着になった時、担当する前村厩務員は「このまま走っても500万クラスならすぐ勝ち上がるやろ。クラシックも出れるかもしれん。けど、将来のことを考えたら今、無理させたらアカン」と話し、熟考の末、長期の放牧に出した。

それはつまり、クラシックを棒に振るという判断だったが、放牧から帰ってきた馬を見て「状態は日に日に良くなっていった」と感じていたという。そして「8月2日の競馬では新しいクラージュシチーを見せられる、そんな舞台になるはずだった…」とも。

最後に「サラブレッドの命の尊さや競馬の難しさを改めて感じ考えたし、残念な出来事だと簡単には言えないけれど、、きっと時間は掛かるけれど、『クラージュシチーという馬がいたから』と胸を張ってクラージュに報告できるように今後も真摯に真剣に馬と向き合っていきたい」と決意を語るとともに、「本当にクラージュはファンが多い馬でした。皆さんが彼を愛しているように、僕たちスタッフもクラージュを愛していました。(中略)長期間休ませての復帰戦での故障に納得がいかない方もおられるのは重々承知しております。けれども厩舎スタッフや牧場関係者は『競走馬をつくる』という事に命を懸けて向き合っています。競馬という素晴らしいスポーツをたくさんの人に知ってもらえるよう、そして感動をあたえられるように、これからも真剣に日々の仕事に取り組んでいく決意です」と綴っている。

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ハーキュリーズが引退!担当厩務員が語る葛藤と思い出「ショック」と「ありがとう」

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ディープインパクト産駒のハーキュリーズ(牡7)が8月2日に行われた佐世保ステークス(1600万下/小倉芝1200m)の9着をもって現役生活を終えることになった。

ハーキュリーズは現役生活39戦で4勝ながら2着9回、3着7回という“善戦マン”として知られている。担当する角居勝彦厩舎の高田助手が、思い出と葛藤を明かした。同厩舎のブログで語っている。


高田助手はハーキュリーズに教えられることが多かったという。

「ハーキュリーズといえば、善戦マンのイメージが強いですかね。1000万に在籍しながら1億稼ぐ馬もそうそういないと思います。丈夫で堅実でおとなしくて素直で手がかからない、ホントに担当者孝行な馬でした」

「ただ、勝つ事の難しさを痛感させられたのもハーキュリーズでした。バカ正直だったので、調教での事を覚えてしまい、それ以上のことをしようとしなかったという印象です。ウチの調教の悪い面が出た典型的な例でしょうね」

「追い切りでは、先行してる時は後ろから来るのを待ち、後ろから行く時は追いついた所で交わしたり抜かすことなく並ぶだけ…。追い抜く、突き離すことをせず、待って並んで終わりという調教がそのまま競馬に出てしまっていました。気付いた時にはもう遅く、それからは何をしても解消される事はなかったです」

結果が出なかったことで障害への転向が検討されたり、短距離を使ってほしいという要望が寄せられたりと、試行錯誤を繰り返した。そんな中、ついに引退という決断が下された。

ただし、高田助手は“引退後”に関して複雑な思いを抱えているようだ。

【次のページヘ】ハーキュリーズの引退後の進路〜「ショック」と「ありがごう」


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